GALLERYギャラリー
2024.11.15
彫金製コースター 桜
桜の花模様を手作業で高度な彫金を施し、金めっき加工を行って仕上げた彫金製のコースターです。
彫金(ちょうきん)とは、たがね(鏨)という専用の道具を使って、プラチナ、金、銀、銅、真鍮、鉄、アルミ、錫などの金属を彫る加工技術の事です。
彫金の技法には、透かし(注1)・彫り(注2)・打ち出(注3)し・象眼(注4)などがあり、彫りや象眼はさらにいくつかの種類にわかれています。また使用する鏨にも用途別にさまざまな種類があります。
●透かし – 地金を図案に沿って糸鋸や鏨で切り取ったり、彫り抜くこと。(注1)
●彫り – 鏨を用いて地金を彫り模様や図案・文字を入れる。鏨には毛彫り・片切り鏨などがあり、蹴り鏨などの刻印に近い打ち方をするものなど多くの種類がある。(注2)
●打ち出し – 地金の裏から大きく打ち出した後、表から細部を押さえていくことにより、レリーフ様の絵画的なものから置物位のものまで制作可能。(注3)
●象眼 – 本体の地金に意図する図案の溝を彫り、別の地金を嵌め込む技法。複数の象眼技法があり、本象眼と呼ばれる大きめの地金を嵌め込む方法や地金の表面に細かい目を入れて表面に金箔や金糸を打ち込む布目象眼などがある。(注4)
こちらでご紹介させていただいた「彫金製コースター」は、桜の花模様に手作業で高度な彫金を施したもので、金めっきによる加工を行って仕上げております。
材 質 : 真鍮製
技 法 : 彫金
表面処理 : 研磨行程・金めっき
サイズ : h100x100