- 入社した動機を教えてください
- 前職は車の整備士をしていましたが、午前2:00ごろまで働くというのが当たり前の生活でして、結婚する際にその生活を続けていくのは厳しいなと感じ、転職を決意しました。
自分自身、手に職をつける仕事の方が向いていると思っているので、職人の求人情報を掲載している専門サイトを見ていると、髙木金属の募集が掲載されていました。仏具などを扱っている会社と知り、自分が携わったものが長期間にわたって残っていく、有名な自社仏閣のものだと自分で見にいくことができる、そういった仕事ってなかなかないじゃないですか。自分の仕事を形に残したい、そう思って応募を決めました。 - 現在任されている仕事の内容を教えてください
- 工業めっきの部門で働いていまして、かなり難しい特殊なめっきは先輩が担当されていますが、それ以外のものを全般的に担当させてもらっています。大量生産で使われているようなボルトや、最近では発電所で使われる大きな基盤の接点をめっきし、通電性を高める仕事も増えてきています。工業めっき担当に異動して2年ほどですが、覚えなければいけないことも多く、まだまだですね。
- 仕事のやりがいや面白さを教えてください
- リピートで受注している製品だとある程度決まった工程がありますが、少しでも気を抜くと仕上がりが変わってしまったり、ムラが出てしまいます。前回ミスしてしまったことを覚えていないと、同じような不具合が出てしまいますので、いつも前回よりも美しく仕上げようという姿勢で仕事に挑んでいます。
仏具などとは違い、工業めっきで扱う製品はいずれ交換されてしまうものですが、発電所など社会になくてはならない場所で、何十年と私たちが仕上げたものが動いている・残せているというところが非常にやりがいを感じています。 - 現在の仕事の職場環境から感じたことを教えてください
- 装飾部門にいた際に、「めっき技能検定」という資格を取得させていただいたのですが、装飾部門で私が担当していた仕事ではあまり生かせていませんでした。ですが現在の工業めっき部門では、めっき技能検定で得た知識・技術を駆使していかなればならず、もっと知識を深めていかなければいけないという考え方に変わってきました。
- 将来目指していることを教えてください
- 先輩と私で、工業めっきの部門を引っ張っていく存在になれるようにがんばります!
- 仕事について今後への抱負を教えてください
- 高い技術を持った先輩に少しでも早く追いつくことが目標です。お客様とのやりとりもできるように自社製品やめっきについての知識もより深く得たいと思っています。工業めっきを担当させてもらうにあたって、持っていなければいけない技術・知識レベルに到達できるよう、努力していきます。